「ほうれい線が気になるけど、何か良い整形ないかな?」
「ほうれい線へのヒアルロン酸注射について詳しく知りたい」
このように悩んでいる人は多いでしょう。
当記事では、このような人のためにほうれい線へのヒアルロン酸注入に向いている人やメリット・デメリットなどの基礎知識をまとめました。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入とは
ほうれい線へのヒアルロン酸注入とは、ヒアルロン酸をほうれい線に注射で入れて、ほうれい線を目立たなくする美容施術のことです。ヒアルロン酸とは、元々体内に存在する保湿成分で、身体の各所に注入することでへこみやしわなどを改善してくれる物質です。
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線が深くて老けて見られるなどのお悩みを抱えている人におすすめです。施術時間は5~10分程度で入院も不要で当日受けられます。メスを入れない施術ですから、他の施術と比べるとダウンタイムもほとんどありません。即効性があり、施術後すぐに効果を実感できます。
ほうれい線の原因は「たるみ」によるもの
ほうれい線は、加齢によって頬の部分にある皮膚がたるむことで目立ちやすくなります。深いほうれい線は皮膚のたるみが原因です。頬は特に脂肪が多く、たるみが発生しやすいです。
若い人でも、顔の作りや遺伝によってほうれい線が目立ち、老けて見える場合があります。また、頬がふっくらしている特徴を持っている人は、頬が脂肪により盛り上がり、ほうれい線が目立ってしまいます。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射は、加齢の場合でも顔の作りによる場合でも対応可能です。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入が向いている人の特徴4つ
以下では、ほうれい線へヒアルロン酸を注入する施術が向いている人・おすすめの人の特徴を4つ紹介します。次のようなお悩みを抱えている人は、ヒアルロン酸注射を検討してみましょう。
①ほうれい線が目立つ人
ほうれい線が目立っている人は、ヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸を注入することで、顔のへこんでいる部分やシワなどを改善できて、ほうれい線が目立たなくなります。ほうれい線に悩んでいる人は、ヒアルロン酸注射を検討してみてください。
②すぐに効果を得たい人
ヒアルロン酸注射は、即効性があるためすぐに効果を実感したい人におすすめです。ヒアルロン酸をほうれい線に入れることで、物理的にしわを埋め立てるため、注入後すぐにほうれい線が目立たなくなります。わずか5〜10分ほどの手軽な施術で、顔の印象が大きく変わることを感じられます。
③メスを入れる手術に抵抗がある人
顔の整形というとメスを入れて切開する手術を思い浮かべる人が多いですが、ほうれい線へのヒアルロン酸注射は、メスを入れる手術に抵抗がある人におすすめです。ヒアルロン酸注入は、メスを入れずに、注射で薬剤を注入するだけの簡単な施術です。
施術の痛みに抵抗がある人は、オプションで施術前に麻酔クリームを塗るタイプの表面麻酔を施せるため、ご安心ください。麻酔料金は別途必要ですが、麻酔が切れた後の痛みもほとんどないため、安心して施術を受けてもらえます。
また、何か副作用が出ない限り、施術後の通院も必要ありません。メスで切る施術と比べるとダウンタイムもほとんどなく安心です。
④若いのにほうれい線があり老け顔にみえる人
ヒアルロン酸のほうれい線への注入施術は、若いのに深いほうれい線があって老け顔に見られる人におすすめです。ほうれい線を気軽に改善して、若々しい印象の顔に変えてくれます。
若い人のほうれい線は、加齢によるたるみが原因ではなく、頬がふっくらしていて小鼻の横がへこんでいることなどが原因です。ヒアルロン酸注射は、顔のへこみを埋めてくれるため、若い人のほうれい線にも効果があります。老け顔を改善したい人は、ほうれい線へのヒアルロン酸注射を検討してみてください。
ヒアルロン酸のほうれい線への注入の5つのメリット
ヒアルロン酸をほうれい線へ注入する美容施術には、以下の5つのメリットがあります。ヒアルロン酸注射の魅力を知りましょう。
①メスを入れずにリフトアップができる
ほうれい線へのヒアルロン酸注射のメリットとして、メスを入れて切開することなく手軽にほうれい線のリフトアップができる点が挙げられます。美容整形施術というと、メスで患部を切り開いて異物を入れる手術を思い浮かべるかもしれません。しかし、ヒアルロン酸注射は注射で薬剤を注入するだけで終了します。
注入する成分であるヒアルロン酸は、元々身体の中に存在している保湿物質です。拒絶反応などが出る可能性もないため、安心して施術を受けられます。
②施術後のダウンタイムがほとんどない
ほうれい線にヒアルロン酸を注射する施術では、他の美容施術と比べるとダウンタイムがほとんどありません。会社や学校を休んだり、化粧ができず外出ができなかったりするケースが美容整形ではありますが、ヒアルロン酸注射施術ではこのような心配は無用です。
ヒアルロン酸注射施術の後は、すぐにメイクや洗顔ができ、会社を休む必要もなく日常生活にすぐ復帰できます。多忙な日々を送っている人にぴったりのプチ整形です。
施術の跡を気にする人も多いですが、ヒアルロン酸注射はメスを用いませんから、顔に傷跡が残る心配はありません。注射の針もマイクロカニューレといわれる先端が丸い針を用います。通常の注射では何度も針を刺して薬剤を注入しますが、マイクロカニューレは、多方向に薬剤を注入できるため1回の注射で済みます。
日常生活への復帰が早く、傷跡も残らないため、整形施術をしたことが周囲の人にバレづらいというメリットもあります。ダウンタイムがなく、すぐに日常生活に復帰したい方におすすめです。
③施術が短時間で済む
ヒアルロン酸のほうれい線への注入施術は、施術の所要時間が短いのがメリットです。注射自体は5〜10分ほどで終わります。クリーム麻酔による局所麻酔が効いてくるまでの時間を含めても、30〜60分ほどです。特に仕事で忙しく、時間が取れない方におすすめです。
仕事や学校が忙しい人や休日を施術に充てられない人であっても、平日に日帰りで施術を受けられます。施術後はすぐに帰って、直後に化粧することも可能です。シャワーや入浴、軽い運動なども当日にできます。アルコールは、施術後は腫れが悪化したりむくみが出たりするため、施術後2〜3日ほどあける必要があります。
④顔全体が痩せた印象になる
ほうれい線へのヒアルロン酸注入のメリットとして、ほうれい線が目立ちにくくなるだけではなく顔全体が痩せて見えるようになる点が挙げられます。ほうれい線の深いシワは、口周りだけではなく顔全体の印象に影響を与えます。ほうれい線があることで、顔が丸く太ってみえますが、これを改善することでスッキリと痩せた印象に見えます。
また、加齢によって頬がこけて見える場合でも、ヒアルロン酸を注入するとボリューム感がでて、ハリのある若々しい印象に変われるでしょう。痩せ見え効果や若見え効果があるのがヒアルロン酸注射です。
⑤施術中や施術後の痛みがほとんどない
ヒアルロン酸をほうれい線に注入する施術のメリットとして、施術中・施術後の痛みがほとんどない点があります。整形手術や施術に対しては、痛いイメージを持っている人も多いですが、ヒアルロン酸注射は痛みがほとんどありません。
痛みに弱い人のために、表面麻酔や笑気麻酔を利用可能です。クリーム状の麻酔を塗ったり笑気麻酔を吸い込むだけですから、麻酔の痛さもありません。
また、注射自体も痛みが少ないように工夫されています。マイクロカニューレという針の先端が丸い針を利用することで、痛みや施術後の注射痕が残らなくなります。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入のデメリット
ヒアルロン酸のほうれい線への注入施術には、デメリットもあります。施術を決心する前に、ヒアルロン酸注射のリスクと弱点を知っておきましょう。
施術後に内出血などの副作用が出ることがある
ヒアルロン酸をほうれい線へ注入する施術には、施術後に内出血や腫れなどの副作用が出る可能性があるデメリットがあります。ヒアルロン酸は体内に存在する物質ですから拒絶反応やアレルギーなどが出ることは稀ですが、医師の技術や個人の体質などによって副作用が出る場合があります。
内出血については、化粧で隠せるような小さなサイズでできることが多いです。通常は1週間から2週間ほどで自然に消失します。しかし、ひどい内出血や強い痛みが術後に続くようでしたら、施術を担当した医師に相談をしてください。場合によっては、合併症が出ていることもあります。
副作用や合併症などの施術後のリスクについては、必ず事前のカウンセリングで確認しておくようにしましょう。
効果持続期間が短く定期的なメンテナンスが必要になる
ほうれい線にヒアルロン酸を入れる施術のデメリットとして、効力の持続期間が短くて定期的にメンテナンスをする必要があるという点が挙げられます。ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されて消失してしまいます。
用いる薬剤の種類にもよりますが、早くて3か月ほど、長くても半年~24か月ほどでヒアルロン酸注射の効果は失われます。数か月~2年ほどで元に戻ってしまいますから、定期的にクリニックに通って再度ヒアルロン酸注射をしてもらう必要があります。
人によっては、失敗しても効果が持続しないため、気軽に受けられるメリットもあるでしょう。定期的にメンテナンスをするのが面倒な方は、ほうれい線への糸リフトなど他の美容施術も検討してみましょう。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入の料金相場
ほうれい線へのヒアルロン酸注射の料金相場は、ヒアルロン酸製剤1ccあたり15,000円〜100,000円ほどです。用いる薬剤の量と種類によって値段が大きく変わってくるため、事前カウンセリングでしっかり説明を受けて希望を伝えることが大切です。
銀座美容クリニックのほうれい線へのヒアルロン酸注射の料金は、以下の表の通りです。注入するヒアルロン酸の量が何ccかについては、ほうれい線の状態によって変わりますが、0.5cc〜2cc(1本あたり1cc)ほどが一般的です。
薬剤の種類 | 量 | 料金 |
---|---|---|
韓国製 | 1本 | 60,000円 |
2本目以降 | 40,000円 | |
ボリューマボリフトボルベラレスチレンリド | 1本 | 80,000円 |
2本目以降 | 60,000円 |
※2024年12月時点
ほうれい線へのヒアルロン酸注入施術の流れ
ほうれい線へのヒアルロン酸注射施術の流れは、以下の通りです。
STEP1 カウンセリング
初回通院時にカウンセリングを行います。ほうれい線についてどのように悩んでいるのかなどを伺って、希望に沿う形でヒアルロン酸の注入量や部位・用いる製剤の種類などを決定します。
事前カウンセリングでは、しっかりと説明を受けるようにしましょう。
STEP2 麻酔
痛みが心配な方には、表面麻酔や笑気麻酔なども提供可能です。別途麻酔料金が必要なオプションプランが発生します。
STEP3 ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射の前にはマーキングを施し、カウンセリングで決定したデザイン・内容に応じてヒアルロン酸製剤を注入します。施術自体は5~10分ほどの短い時間で終わります。
STEP4 施術後・アフターケア
施術後は、メイクをしてご帰宅いただけます。
施術当日は、洗顔、入浴は普段通りに可能です。しかし、激しい運動、サウナ、飲酒、施術部位のマッサージは副作用の出現、効果の半減の原因ともなるため控えましょう。
ヒアルロン酸溶解製剤を注入した場合は、アレルギー症状がないことを確認するため、30分程度は当院で状態観察を行います。
まとめ
ヒアルロン酸のほうれい線への注入施術は、深いほうれい線が気になる人・老けて見える人などにおすすめの施術です。メスを入れないため他の施術と比べるとダウンタイムが短かったり、痛みや副作用がほとんどなかったりというメリットがあります。
ヒアルロン酸注射のデメリットとして、副作用・合併症の可能性がある点と、持続力がない点をしっかり把握しておきましょう。ほうれい線についての悩みがある人は、是非ヒアルロン酸注射を検討してみてください。
自分の状態などに応じた詳しい説明を聞きたい人は、銀座美容クリニックのカウンセリングをご利用ください。