アミノインデックス リスクスクリーニング(AIRS)検査

アミノインデックス リスクスクリーニング(AIRS)検査

現代の日々進む医療の中で、ガンは不治の病から治せる病気へと少しずつ進化を遂げています。しかし、ガンの罹患率の上昇、ガンによって死亡率が変わることから、未だに恐れられている病気の1つです。

ガンの一番の治療は、早期発見・早期治療です。

アミノインデックス リスクスクリーニング検査では、発症前のリスクの段階から検査が可能で、ガンの早期発見・早期治療に役立ちます。

いつまでも健康的で元気に過ごすために、アミノインデックス リスクスクリーニング検査をおすすめしています。

アミノインデックスとは?

アミノインデックスとは、血液中のアミノ酸の濃度やバランスを調べ、様々な病気のリスクや現在の健子状態を調べる検査です。

人間の身体の中に含まれるアミノ酸は、体内で常に一定のバランスを保つようにコントロールされています。

しかし、何らかの理由により健康状態に異常が起きると体内のアミノ酸のバランスが変化します。このアミノ酸のバランスが、潜んでいる病気や健康状態を発見するのに用いられています。

アミノインデックスは、病気の可能性を調べるだけではありません。スポーツの分野で応用されており、スポーツ選手の疲労度を調べたり、栄養状態やトレーニング方法を見直したりと活用されています。

AIRS検査について

AIRS検査とは、採血で三大疾病と言われる以下のスクリーニング検査のことをいいます。

  • ガン
  • 脳卒中
  • 心筋梗塞

採血は1回5mlとわずかな量で検査ができ、三大疾病のみならず現在〜将来の様々な病気のリスクをまとめて検査ができるのです。

日本人の2人に1人が罹患する可能性のあるガンには、様々な種類がありますよね。AIRS検査では、複数のガンのリスクが調べられます。

調べられるガンの状態もさまざまで、早期のガンから下記の4つのガンの発見にも対応しています。

  • 腺ガン
  • 扁平上皮ガン
  • 大細胞ガン
  • 小細胞ガン

脳卒中や心筋梗塞は発症のリスクのみならず、10年以内の発症リスクといった具体的な結果が出ますので、日々の健康的な生活を送る上で活用していただけます。

また三大疾病の病気の他にも、4年以内の糖尿病の発症リスクも分かるのがアミノインデックスAIRS検査の特長です。

AIRS検査とは、「AICL」という将来のガンのリスクを調べるスクリーニング検査と「AILS」という将来の脳・心疾患、糖病病のリスクを調べる検査の結果を同時に調べられる検査です。

せっかくなら、現代の日本で多いとされている疾患を一度に調べておく方が安心ですし、おすすめです。

アミノインデックスAIRS検査項目

検査項目評価対象ガンガン種別評価対象年齢
男性AICS(5種類)胃ガン、肺ガン、大腸ガン、すい臓ガン25~90歳
前立腺ガン40~90歳
AILS(脳・心疾患リスク)10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク30~74歳
AILS(糖尿病リスク)4年以内に糖尿病を発症するリスク20~80歳
AILS(アミノ酸レベル)血液中の必須・純必須アミノ酸の低さ
女性AICS(6種類)胃ガン、肺ガン、大腸ガン、すい臓ガン、乳ガン30~74歳
子宮ガン、卵巣ガン20~80歳
AILS(脳・心疾患リスク)10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク30~74歳
AILS(糖尿病リスク)4年以内に糖尿病を発症するリスク20~80歳
AILS(アミノ酸レベル)血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ
※各ガンの種類の評価対象年齢は、一部受診対象年齢となります。各ガンの種類の評価対象年齢外の方のAICS値は評価対象外となりますのでご注意ください。

アミノインデックス®ガンリスクスクリーニング検査(AIRS)

アミノインデックス®ガンリスクスクリーニングとは、それぞれのガンの種類を0.0〜10.0の値で評価します。この数値が高ければ高いほどガンのリスクが高いという結果になります。

また、分かりやすいように判断基準を

  • ランクA
  • ランクB
  • ランクC

の3段階で評価を行います。

ランクの詳しい解説は下記を参照ください。

  1. ランクA…通常と比べてガンのリスクが低い状態(0.3~0.7倍)
  2. ランクB…通常と比べてややガンのリスクが高い状態(1.3~2.1倍)
  3. ランクC…通常と比べてガンのリスクが高い状態(4.0~11.6倍)

当院では、ランクCが出た患者様には、専門の病院での精密検査をおすすめしております。

ガンは早期発見・早期治療で治る可能性の高い病気です。そのままにせず、早めの受診と検査をおすすめしています。

また、AICSはガンの確定診断の検査ではありませんのでご注意ください。

AICSは、採血時のガンのリスクを評価する検査です。そして、AICSは今後一生涯のリスクの評価ではないことをご承知ください。今後のリスクを把握するためには、定期的な検査をおすすめします。

AICSの値に影響を与えるガン以外の病気もございますので、下記の表をご参照ください。

肺結核、肺気腫、無気肺、非結核性抗酸菌症、間質性肺炎、慢性閉そく性肺疾患
前立腺前立腺肥大、糖尿病
子宮・卵巣子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍

アミノインデックス®アミノ酸レベル検査(AILS)

血液中の必須・純必須アミノ酸濃度を0.0〜100.0の数値で評価します。

この数値が低ければ低い程

  • 貧血
  • タンパク質不足
  • 免疫、炎症の指標の関連が高い

上記の可能性があります。

また、アミノ酸レベルの指標は下記を参照ください。

0.0~29.9…アミノ酸濃度が低い

30.0~100.0…アミノ酸濃度は通常

AILSは、アミノ酸濃度レベルと糖尿病リスクの両方を併せて結果をⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳと分類しています。

この他にも、脳・心疾患リスクのランクがCの場合は「*」マークを付けてAILS検査に基づくタイプを割り出してお知らせします。

Ⅰ…糖尿病リスク「ランクA」+アミノ酸レベル「通常」

Ⅱ…糖尿病リスク「ランクBorC」+アミノ酸レベル「通常」

Ⅲ…糖尿病リスク「ランクA」+アミノ酸レベル「低い」

※脳・心疾患リスクが「ランクC」の場合は「Ⅳ*」といったように表記されています。

検査概要

所要時間10~20分(問診~採血)
検査結果12~14日程度で検査結果が出ます
検査に伴う症状採血時に針を刺す痛みが生じます。また、稀に内出血を起こす可能性がありますが、時間の経過を共に落ち着きます
検査当日の飲食について検査前8時間前から食事、飲水が禁止です。(水のみ引用可能)サプリメントも検査結果に響きますのでお控えください。前日の夕食では、お肉やお魚、プロテインなどの高たんぱくな食事も控えることを推奨しています。
料金33,000円(税込)
注意事項・妊娠中、ガン治療中または治療後の方、先天性代謝異常の方、透析中の方は結果に影響しますので検査は受けられません。
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