「涙袋にヒアルロン酸を注入したいけど向いているか知りたい」
「ヒアルロン酸注射で涙袋形成したいけどメリットやデメリットは何？」
このように疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
当記事では、ヒアルロン酸注射による涙袋形成について、基礎知識や向いている人・向いていない人の特徴、メリットとデメリットなどについて網羅的に解説します。ぜひ、これからヒアルロン注射を受けるか迷っている方は、参考にしてください。
ヒアルロン酸注入での涙袋形成施術は、手軽で即効性があるため目元でお悩みの方におすすめできます。銀座美容クリニックに相談してみてください。
涙袋へのヒアルロン酸注入とは
涙袋へのヒアルロン酸注入施術とは、眼の下に保湿成分のヒアルロン酸を注射することで涙袋を形成し顔の印象を大きく変える施術のことです。眼の下のふくらみのことを涙袋と呼びますが、涙袋がないと目が小さい印象に見えることもあります。
ヒアルロン酸注入で涙袋を大きくしたり作ったりすることで、目を大きく見せてかわいらしい雰囲気になれます。ヒアルロン酸注入は即効性がありますが、効果の持続期間が短く定期的に注射しなければならないため注意してください。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成がおすすめできる人
涙袋形成術がおすすめの人は以下の通りです。
・涙袋メイクを毎日している人
・かわいい印象を与えたい人
・目を立体的にして大きく見せたい人
一つずつ解説していきます。
涙袋メイクを毎日している人
毎日涙袋メイクをして涙袋を作っている人には、ヒアルロン酸注入施術がおすすめです。涙袋がなかったりあまり目立たなかったりする場合、メイクによって涙袋があるように見せられます。しかし、毎日化粧で涙袋を作るのは手間がかかりますし、実際の涙袋とは違う印象になることもあります。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成は、「涙袋があるように見せる」メイクとは異なり、実際に涙袋を作れる施術です。目元にコンプレックスがある人にはおすすめできます。
かわいい印象を与えたい人
かわいい雰囲気の顔や可愛らしい目にしたい人には、ヒアルロン酸注射での涙袋形成がおすすめです。涙袋があると目が大きい印象の顔になり、かわいらしさがアップします。逆に、涙袋がないと目が小さい印象を与えてしまい、顔が大きく見えてしまいます。「涙袋がないことがコンプレックスだ」という人も多いでしょう。
華やかで可愛いイメージの顔にしたい人は、ヒアルロン酸注入による涙袋形成施術がおすすめです。コンプレックスを払拭できる手軽な施術です。
目を立体的にして大きく見せたい人
目に立体感を与えてより大きく見せたいという人には、ヒアルロン酸注入による涙袋の形成施術がおすすめです。涙袋がないと目に凹凸が少なく、平坦なイメージを与えることもあります。ヒアルロン酸により涙袋を作ることで、目や顔全体に立体感が生まれて、目が大きいイメージの顔にイメージチェンジが可能です。
目を大きく見せることで、可愛らしさや優しい目元を演出でき、セクシーさも引き出せます。二重まぶたも目のイメージを決める要素ですが、涙袋も目・顔の印象を大きく変える効果があります。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成の3つのメリット
ヒアルロン酸を用いた涙袋形成施術には、3つのメリットがあります。目元のイメージを変えるだけでなく、顔全体の印象も大きく変わります。
①目の下のクマや小じわが目立ちにくくなる
ヒアルロン酸で涙袋を作るメリットの1つ目は、目の下にあるクマや小じわが目立たなくなる点です。クマの原因として、涙袋メイクの色素沈着がありますが、涙袋を作ることで涙袋メイクが不要になり将来的にクマができづらくなります。また、目の下に凹凸ができて立体感が増すことで、すでにあるクマや小じわが見えづらくなります。
クマや小じわで悩んでいる人は、涙袋形成に挑戦してみてください。
②涙袋メイクが不要になる
ヒアルロン酸による涙袋形成をすると、涙袋メイクが一切不要になるというメリットがあります。涙袋メイクはトレンドともなり人気の化粧テクニックですが、メイクの手順が多いですし毎日欠かさずに涙袋メイクするのは非常に手間です。この手間がなくなるというだけでも、魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。
見た目だけ涙袋を作るのではなく、実際に目元に凹凸ができますからメイクよりも顔の印象が大きく変わります。涙袋メイクに面倒さを感じている人は、ヒアルロン酸注入を試してみてください。
③目元が大きく見えるようになる
ヒアルロン酸注入によって涙袋を作るメリットとして、目元がかなり大きく見えるようになるという点が挙げられます。目の下の涙袋は、目の大きさを印象付ける大事な要素です。
小さい目で悩んでいる人は、涙袋形成手術を試してみてください。ヒアルロン酸注射とセットで目の上のたるみ取りをすると、目がさらに可愛く印象的になり若々しい印象になります。どちらも手軽なプチ整形ですから、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ヒアルロン酸注入での涙袋形成に向いていない人の3つの特徴
以下では、ヒアルロン酸注入による涙袋形成には向いていない人の3つの特徴を紹介します。
当てはまる人は、当院でカウンセリングを予約して診てもらいましょう。
①顔全体の皮膚がたるんでいる人
顔全体にたるみがある人は、ヒアルロン酸注入による涙袋形成施術がうまくいかない可能性があります。顔がたるんでいて目元にハリがない場合には、ヒアルロン酸注射によって綺麗な形状の涙袋を作ることが難しいです。仕上がりにも限界が出てしまうこともあります。
皮膚のたるみが目立つ人は、涙袋の土台にヒアルロン酸を入れて目の下を整える施術をセットで行うのがおすすめです。具体的にどのような施術を行うかは、事前相談・カウンセリングで相談すると良いです。合わせて顔全体のたるみ取り施術も行うとより美しくなれます。
②眼球が奥の方に入り込んで見える奥目の状態の人
奥目になっている人は、ヒアルロン酸による涙袋の形成が難しくなります。奥目とは、目全体が顔の奥の方に入り込んで見える状態のことです。生まれつき奥目がちな人もいますし、加齢によって奥目になってしまう人もいます。
奥目ですと、涙袋にヒアルロン酸を入れても、薬剤が目の奥に流れ込んでしまってうまく涙袋が形成できません。しかし、奥目の人でも通常より多くのヒアルロン酸を注入することで、涙袋を作れます。奥目だからといって涙袋形成をあきらめるのではなく、医師とよく相談して方針を決めましょう。
③頬のたるみこけによって頬の位置が低い人
頬の位置が低い人は、ヒアルロン酸注射での涙袋形成がしづらいです。頬の位置が低くなるのは、頬の「たるみ」や「こけ」が原因です。このような状態ですと、涙袋にヒアルロン酸を入れても顔の下に流れ込んでしまい、涙袋がうまく形成できません。
頬の位置が低い人は、先に頬にヒアルロン酸を入れて土台を作ります。こうすることによって、ヒアルロン酸の流出を防ぎ、綺麗な形の涙袋が作れるようになります。
ヒアルロン酸注入での涙袋形成の3つのデメリット
ヒアルロン酸による涙袋の形成施術には、3つのデメリット(リスク)があります。事前のカウンセリングでしっかりとこれらの注意事項を説明してもらい、把握した上で施術を決断するようにしましょう。
①施術後に痛みが出現することがある
ヒアルロン酸での涙袋形成では、施術後に痛みが出る可能性があります。切開を伴うような他の施術と比べると、ヒアルロン酸注射のダウンタイムは短いですが、身体に異物を入れるため痛みなどが出るリスクがあります。
施術後に強い痛みが続くようなら、担当医に連絡をして診察してもらいましょう。痛みが強い状態は、合併症が出ている可能性もあります。重篤な症状が出る前に医師に診てもらいましょう。
②施術後に内出血や腫れることがある
ヒアルロン酸注入による涙袋の形成施術では、施術後に内出血や腫れが出る可能性があります。整形施術である以上、このような副反応などのリスクは常にあります。ただし、内出血や腫れが強い場合には、施術で何か失敗している可能性もあります。
経験の浅い医師などに施術をしてもらうと、注射の針を刺しすぎてしまったりヒアルロン酸を入れすぎてしまったりすることがあります。このような失敗が起きている可能性も考慮し、副反応が出たらクリニックに相談して診察してもらいましょう。
③定期的に打ちなおさなければならない
ヒアルロン酸注入による涙袋の形成施術の効果は、長くは続かないため定期的にヒアルロン酸注射を打ちなおさなければなりません。ヒアルロン酸は、体内に吸収されて効果がなくなるためです。効果の持続期間は、薬剤の種類にもよりますが数か月から1年ほどです。
定期的なメンテナンスが必要な点が、ヒアルロン酸注射の最大の弱点です。しかし、短い期間で元に戻ることから、気軽に試せるというメリットもあります。目・顔の印象など仕上がりに満足したのであれば、継続して注射をしてもらうといいでしょう。
ヒアルロン酸注射による涙袋形成施術の料金相場
ヒアルロン酸注射による涙袋形成施術の料金相場は、0.1ccあたり2,000円～15,000円で、用いる薬剤の種類によって差が出てきます。医師から用いる薬剤の種類と特徴をしっかり説明してもらいましょう。
銀座美容クリニックのヒアルロン酸注射による涙袋形成施術の料金は、以下の表の通りです。涙袋形成に関しては、1本・2本など従量制の料金ではなく、使用する薬剤の種類ごとの単一料金です。
| 使用する薬剤 | 料金 |
|---|---|
| 韓国製 | 39,800円(税込) |
| アラガン・レスチレンリド | 49,800円(税込) |
※2024年12月時点
ヒアルロン酸注入による涙袋形成施術の流れ
当院でのヒアルロン酸注射の涙袋形成施術の流れは以下の通りです。
STEP01 カウンセリング
お悩みや希望部位をお伺いし、注入部位・必要本数を提案させていただきます。
最適なヒアルロン酸製剤を判断し、患者様のご希望に合わせたデザインをします。
STEP02 麻酔
痛みが心配な方には、オプションで笑気麻酔や表面麻酔をつけることが可能です。（別途麻酔代金）
STEP03 製剤注入
カウンセリング内容に沿ってご希望の部位へヒアルロン酸あるいはヒアルロン酸溶解製剤を注入します。
STEP04 施術後
施術後は、メイクをしてご帰宅いただけます。
施術当日は、洗顔、入浴は普段通りに可能です。しかし、激しい運動、サウナ、飲酒、施術部位のマッサージは副作用の出現、効果の半減の原因ともなるため控えましょう。
ヒアルロン酸溶解製剤を注入した場合は、アレルギー症状がないことを確認するため、30分程度は当院で状態観察を行います。
涙袋形成で用いるヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸注入による涙袋形成施術で用いる薬剤(ヒアルロン酸)の種類には、以下があります。それぞれ特徴が異なるため、カウンセリングの段階で質問をして、用いる薬剤の種類を把握した上で施術に臨みましょう。
| 薬剤の種類 | 特徴 |
|---|---|
| RHA1 | ヒアルロン酸の中で、最も粒子が小さいのが特徴です。目の下などの繊細な部位と相性が良いです。 |
| アラガン | アラガン社製のヒアルロン酸薬剤です。ボルベラやボリフトなどの種類があります。 |
| レスチレンリド | 世界中で使われている人気のヒアルロン酸製剤です。純度が高いため持続力があります。アレルギーが出にくいのが特徴です。 |
ヒアルロン酸注入の涙袋形成の失敗例
以下では、ヒアルロン酸注入での涙袋形成施術の失敗例を紹介します。医師の技術によっては涙袋形成が失敗することもあります。以下のリスクがあることを、施術を受ける前に確認しておきましょう。
たるみと合わさってかえって老けてみえる
ヒアルロン酸注入での涙袋形成施術でよくある失敗例が、目の下にあるたるみによって更に老けて見えるというケースです。涙袋と目の下のたるみが合わさると、見た目が悪化することがあります。
このようなケースを防ぐために、涙袋を作る前に目の下のたるみ取りの施術をセットで行うこともあります。
ヒアルロン酸が透けてしまう
ヒアルロン酸の注入による涙袋の形成施術での失敗例として、注入したヒアルロン酸が透けて見えてしまうという事例があります。これはチンダル現象と呼ばれる現象で、中のヒアルロン酸が青っぽく透けて見えます。
チンダル現象は、同じ個所に何度もヒアルロン酸を入れたり、注入する箇所が間違っていたりする場合に起きる現象です。技量が高い医師を選べば、チンダル現象はほとんど起きません。
目の下の膨らみによって目袋のように見える
ヒアルロン酸での涙袋形成施術の失敗事例として、「涙袋」ではなく「目袋」のようになってしまうケースがあります。目袋とは、目の下がたるんで過剰に膨らんで見える状態のことです。涙袋と違って老けた印象を与えます。
ヒアルロン酸を入れすぎたり、目の下にたるみがあったりすることが原因で発生します。医師の施術プランが失敗して起こる事例です。
まとめ
ヒアルロン酸注入による涙袋の形成には、可愛くて目が大きく見えるなどのメリットがあります。しかし、定期的にメンテナンスが必要だったり副反応が発生したりというデメリットもあります。涙袋形成に向いていない特徴の人もいますが、代替手段を講じることでキレイに涙袋を形成することが可能です。
目元を立体的に目立たせて顔の印象をかわいくしたい人は、ヒアルロン酸注射で涙袋を作ってみましょう。施術を検討している人は、銀座美容クリニックに問い合わせてさらに詳しく説明してもらいましょう。
