ニキビ跡やクレーターを綺麗にする効果があり、老若男女幅広い世代から支持されているダーマペン。
気軽に受けられるけど、ダーマペンの術後はどう過ごしたらいいのかな?と疑問に思う方はいませんか?
本記事では、ダーマペン術後のおすすめの過ごし方を5つとダウンタイムの症状について分かりやすく解説します。
この記事を読んでダーマペンの術後をより良く過ごしてくださいね。
ダーマペンとは?
ダーマペンとは、微細な針で皮膚に穴を開けてニキビ跡やクレーターを良くするのみならず、肌のキメやツヤ、弾力を改善する美肌治療です。
ダーマペンは1回の施術でも効果は得られますが、
- 定期的に受けていただく
- 成長因子などのオプションを付ける
上記を意識していただくと、より高い効果が得られます。
ダーマペンは針で穴を開けるので、肌は刺激を受けて出血や赤み、痒みが出る場合があります。
ダーマペン術後の過ごし方としておすすめの方法を次にご紹介します。
ダーマペン施術後のおすすめの過ごし方5選
ダーマペンの術後におすすめしたい過ごし方は、
- UVケアを徹底する
- 肌の摩擦を最小限にする
- ダーマペン施術後のメイクや洗顔はNG
- 入浴やお酒の飲み過ぎはNG
- 心拍数の上がりすぎる運動は控える
上記を意識して過ごしましょう。詳しく解説します。
①UVケアを徹底する
ダーマペンを受けた後の肌は刺激を受けていて敏感になっています。
肌は、敏感になっていると紫外線などの外的刺激に弱くなってしまいます。
ダーマペンで傷になっている部分は、紫外線を受けると色素沈着が起こりかねません。
紫外線は1年を通して発生しているものなので、季節に関わらず日焼け止め、日傘、帽子を活用してUV対策をしっかりと行いましょう。
②肌の摩擦を最小限にする
肌への摩擦はダーマペン術後の肌にはとても強い刺激となります。
では、肌の摩擦とはどういったものを指すのかご存知でしょうか?
肌の摩擦と言われる行為は、
- 洗顔で顔を手を密着させて動かす
- 保湿の際に手を顔に滑らせて塗る
- タオルで擦るように拭く
上記の行動は肌に摩擦を起こしています。
ダーマペンの術後の洗顔は、泡の力だけで手と肌がぶつからないようにして、スキンケアの際は手を動かさず、手で押さえて浸透させるように行うのがおすすめです。
タオルで水分を拭うさいも、抑え拭きと言ってタオルを動かさずに上からゆっくり押さえて水分を取るようにしましょう。
たったこれだけで、肌への摩擦がぐっと少なくなり、ダーマペン術後の肌の負担が少なくなります。
③ダーマペン施術後のメイクや洗顔はNG
ダーマペンの施術直後のメイクや洗顔は基本的にご遠慮頂いています。
ダーマペンを受けたクリニックからの説明を守り、OKの出る期間までお休みしていただきます。
メイクや洗顔は、肌への刺激と負担が強いため、術後すぐのお肌には向きません。ある程度肌を休ませてから再開しましょう。
④入浴やお酒の飲みすぎはNG
ダーマペン術後の入浴や飲酒は、身体の血流を良くする効果があります。一見、健康的に思えますがダーマペンの術後に血流を良くしてしまうと赤みや内出血などの症状が強く出てしまう場合があり、ダウンタイムの期間が伸びる可能性があります。
クリニックからの指示をよく守り、再開可能の時期まで控えましょう。
⑤心拍数の上がりすぎる運動は控える
ダウンタイム術後すぐの運動も、血流や体温が上がり赤みや内出血などの症状が強くなる可能性があります。
また、皮膚に傷がついている状態のため、汗をかくと、しみて痛みを感じる場合もあります。
運動する際は心拍数の上がらない散歩程度に留めて、皮膚の状態が落ち着いてから再開しましょう。
ダーマペン施術後のダウンタイムの症状5選
ダーマペンの術後に起こりうるダウンタイムは、
- 赤み
- 痒み
- 腫れや発疹
- 皮がめくれる
- 内出血
上記の5つです。詳しく解説します。
①赤み
ダーマペン術後の赤みは、毛細血管を傷つけたことによる出血や刺激により赤くなるためです。
術後すぐ〜2日までは、赤みを感じる場合がありますが時間の経過と共に徐々に落ち着きます。
②痒み
ダーマペンの術後は肌が敏感になっているため、普段よりも乾燥しやすくなっています。
また、刺激によって痒みが生じる場合もあります。
ダーマペン術後は保湿をしっかり行ったり、冷やしたりすると痒みを感じにくいので試してみてください。
③腫れや発疹
ダーマペンの針による刺激によって、皮膚が傷つけられて施術部位が腫れたり、発疹が出たりする場合があります。
術後すぐは症状を強く感じる場合がありますが、時間の経過と共に落ち着くので冷やしてお過ごしください。
④皮がめくれる
ダーマペンの針による刺激と、時間の経過と共に皮がめくれる場合があります。
ダーマペンを受けると、新しい皮膚が作られて古い皮膚が剥けるケースがあります。
皮がめくれている最中は無理に剥がさず、自然とめくれるまでそのままでお過ごしください。無理に剥がすと新しい皮膚まで一緒に取れてしまい、傷がつく可能性があります。
⑤内出血
ダーマペンで使用する針はとても細いのですが、人間の至る所には毛細血管という細い血管があります。
採血などで使われる血管はだいたいの人が同じ場所にあるため避けられますが、毛細血管は人によって場所や深さが異なり、医療職の人間でも見つけるのは困難です。
そのため、施術により毛細血管を傷つけて内出血を起こす可能性があります。
しかし、毛細血管は名前の通り細い血管で、止血まであまり時間はかかりません。
温めたり運動をすると内出血が悪化する可能性があるので、冷やして安静にお過ごしください。
ダーマペンの施術後の過ごし方を理解して安心して受けよう
ダーマペンの術後は、気をつけるべきポイントを抑えるだけでダウンタイムの期間や症状を和らげられます。
無理をせず、ゆったりとお過ごしくださいね。